この記事では、酒癖が悪い旦那のお酒の量を減らす方法を伝授します。
約 7 分でサクッと読めます。
- とにかく旦那の酒癖が悪い
- 吐いたり失禁したりは日常茶飯事
- 生後5か月の息子を踏みそうになった
- 暴れたり怒鳴ったり、救急車やパトカー沙汰になったことも
- 旦那本人には酒乱の自覚がない(覚えていないから)
- 夫の酒癖を治したい、できればお酒自体やめさせたい
- 治らないなら離婚したい!
お酒を飲まなければいい人なのに・・・
よく聞くセリフですが本当にそうなのでしょうか?
我が家の旦那も酒癖がめちゃくちゃで、パトカー沙汰も結婚してから2回ほどあります・・・。
本人はお酒がストレス解消になっていいけど、私は逆にストレスで限界でした。
それでもずっと我慢していましたが、当時まだ赤ちゃんだった下の子を酔っ払って踏んづけそうになったことがあったんです。
そのとき「このままでは子供も危ない!」と思い、本気で旦那の酒癖の悪さと向き合うことにしました。
酔って暴れる姿を動画で撮ってそれをお互いの両親を呼んで6人で鑑賞会(笑)
その上で「今度やったら即離婚」という条件を突き付けたところ、今では飲むこと自体が減り、飲んでも自分の意志で2~3杯で止めれるようになりました。
この記事では当時私が調べまくって効果のあった対処法をまとめています。
被害がお子さんにまで及ぶ前に、旦那さんのお酒の量を減らしましょう!
もくじ - こんな内容です
旦那の酒癖が悪い原因
まずなぜ旦那さんはお酒を飲んで暴れるのでしょうか・・・。
実は酒癖の悪さにはそれなりの理由、原因があります。
もともとの性格
お酒を飲まなければいい人なのに、と良く聞きますが、あれは元々のその人の性格をお酒が暴いているだけなのです。
酒乱は性格と聞いたことがありませんか?
性格は簡単には変えれません。おそらく一生変わらないと思います。
酒乱に付き合うか、お酒を減らさせるかやめさせるかしかありません。
ちなみに私の旦那はおそらくこれです。
生まれ持っての遺伝
酒癖の悪さは遺伝するって知ってましたか?
旦那さんの家族や親戚に酒癖の悪い人はいませんか?
日本人の6人に1人が「酒乱遺伝子」という遺伝子を持っています。
酒乱遺伝子の持ち主はアルコールの分解が遅いため、アルコール濃度が一気に上がり、それによって脳に影響が出てしまうようです。
これまた酒乱に付き合うか、お酒を減らさせるかやめさせるかしかありません。
仕事や人間関係のストレス
旦那さんは仕事のことやお金のこと、あるいは家庭のことでストレスを溜めている様子はありませんか?
ストレスが溜まっていると酒癖が悪くなりやすいと言われています。
日常生活でガマンを強いられ、そこにお酒が入ると普段抑制していたものが爆発してしまうのです。
原因がストレスによるものなら酒癖の改善の余地はあります。
旦那さんの話をよく聞き、ストレスや不安を少しでも軽くできるような言葉をかけてあげてください。
趣味の時間を作ってあげてガス抜きをさせてあげるのも有効です。
ただ、ストレスが原因だったとしても、溜まっている時に飲んだら結局暴れます。
本当の意味では治ってはいないのです。
よって、やはりお酒を減らさせるかやめさせるかしか方法はありません。
酒癖が悪い旦那のお酒の量を減らす方法
ここからは酒癖の悪い旦那のお酒の量を減らす具体的な方法を伝授していきます。
↑にも書いたとおり、私の個人的な意見ですが酒癖の悪さは根本的に治らないと思っています。
性格や遺伝なら変えようがありません。
ストレスが原因だったとしても、ストレスが溜まっている時に飲んだら結局暴れるので本当の意味では治っていませんよね?
以上の理由から、この記事では酒癖の改善方法ではなく量を減らして「酒癖の悪さを出させないようにしていく」という対処法に特化しています。
もちろんそれでも簡単ではありません。
しかしまだ旦那さんに対して愛情があるなら、諦める前に行動しましょう!
旦那本人に酒癖の悪さを自覚させる
酒をやめさせるにしろ、量を減らさせるにしろ、まずは旦那さん本人に自分の酒癖の悪さを自覚させましょう。
旦那さん本人は自分の酒癖の悪さを自覚していますか?
自覚していない旦那さんがあなたの提案(お酒の量を減らしたり、ノンアルコールビールに切り替えたり、深刻な場合は病院にかかったり)に協力してくれると思いますか?
「何いってんだ?酒くらいで大げさな!」とか言われるのがオチですよね。
あなたが24時間監視できるわけではないので、本人が本気で「治したい」と思ってくれないと酒癖の更生なんてできません。
自分の酒癖の悪さを自覚して、はじめて「家族の為にお酒の量を減らしたい」と強く思えるのです。
というわけで、まずあなたがやることは旦那さん本人に酒癖の悪さを自覚させるところからはじめましょう!
酒癖の悪さを動画で撮影するのがおすすめ
酒癖の悪さを本人に理解させるためには、酔っ払って暴れている旦那さんの姿をスマホで動画撮影してください。
「なに撮ってるんだ!」と怒るかもしれませんが、そういう暴言も含めて撮影しておくのです。
自覚がない人はそもそも酔っ払って暴れた時の記憶が無いのです。
動画をシラフの時に見てもらって、あなたや子どもたちがどれだけ迷惑しているかを理解させましょう。
私はこの動画をお互いの両親を読んで6人で鑑賞しました(笑)
結果的にはこの動画と「今度やったら離婚」が大きなきっかけとなって旦那の酒の量を大幅に減らすことに成功しました。
まだ撮影してないならぜひ撮っておくことをおすすめします。
旦那に家族についてどう考えているのか聞く
自分が酔っ払って暴れることで、妻(あなた)や子どもたちにどんな不利益があるのか知ってもらい、その上で「家族を悲しませることについて」旦那さん本人はどう思っているか聞いてみましょう。
家族のことを本当に大切に思っているならお酒の量も減らす、もしくはやめることができるはずです。
旦那さんの口から「家族を大切に思っている」という言葉が出るなら、どうすれば家族を壊さないで済むかをじっくりと話し合ってください。
理性を保てる量に制限させる
さて、旦那さんは酒癖の悪さを自覚し、また大切な家族が悲しい思いをしていることを理解できたでしょうか?
自覚と理解ができて初めて、お酒を飲む量を減らすことができるようになります。
毎回量の加減をせずに飲みたいだけ飲んでいれば当然酔っ払ってしまいます。
そして酒癖の悪さが表に現れていつもの酒乱コース・・・となってしまうわけですね。
人によって悪い酒癖が出てしまう量は違いますが、一口目で症状が出てしまう人はあまりいません。
旦那さんを楽しく飲める、理性を保てる量に節制させるように教育していきましょう。
遅くなったときだけ飲み過ぎて暴れる、という旦那さんは飲み会から早く帰らせるのも有効です。
『旦那が飲み会で帰ってこない!早く帰宅させる方法』の記事を読んで、深酒する前に帰らせましょう!
度数の少ないお酒やノンアルコールに変更する
お酒の量を制限するのが難しいようならお酒の種類を代えましょう。
この方法なら適度に飲めるので、無駄に旦那さんのストレスになることもありません。
結局飲む量が増えるだけならノンアルコール一択
度数の少ないお酒だと結局量が増えて結局酒乱モードに・・・
という場合はきっぱりノンアルコールに変更させてください。
少し可哀想かもしれませんが、家族を守るために鬼になりましょう。
お小遣いを減らす
お酒を飲むためには普通お金が必要です。
旦那さんが自由に使えるお金(お小遣い)を減らすことで、飲みに行けなくするのも有効です。
お小遣いを減らすには『旦那の小遣い減額を納得させる5つの方法』を参考にしてください。
また「次お酒で暴れたら小遣いを減らす」という条件を付けるのも有効です。
旦那の親に相談する
量を制限しても無視して飲みすぎる
種類を変えろと言っても無視して強いお酒を飲む
そんな場合は旦那さんの親に相談しましょう。
お酒についての話し合いに参加してもらうのがベストですね。
ただ、親によっては酒乱の息子の味方をしてしまう場合があるので要注意。
「お酒の失敗くらいいいじゃない」という親も実際にいます。
特に親の遺伝で酒癖が悪い場合、このケースが多いです。
旦那さんの親には前もって相談して、息子の酒癖の悪さについてどう思っているのかを必ず確認しておきましょう。
我が家の場合、お互いの両親を呼んで6人で酔って暴れる旦那の動画鑑賞会を催しました(笑)
専門の病院に行かせる
ここまでやってもお酒に執着しているようなら、単に酒癖が悪いだけではなくアルコール依存症である可能性がでてきます。
旦那さんの様子がおかしい場合はなるべく早く専門の病院につれていきましょう。
精神科や心療内科でアルコール依存症を専門に扱っている病院があります。
また総合病院や内科でもアルコール専門外来を設けているところもあるので、そういった病院を探して連れていきましょう。
専門のお医者さんにお酒を制限するように言われると、あなたが言うより説得力があるので、お酒の量を減らすキッカケになるかもしれません。
また、精神科や心療内科に抵抗があって行きたがらない場合は、内科や消化器内科で肝臓の検査をさせるも有効です。
病院に行かせるコツは心配しているアピール
病院に行きたがらない旦那さんを説得するコツは「心配している」アピールをすることです。
酒癖の悪さを指摘して行かせるのではなく、「最近顔色が悪い、あなたの体が心配」とあくまでも体を心配しているというスタンスですすめることが大事です。
あなたや子供に危険が及ぶ場合は別居や離婚も視野に!
本来お酒は楽しいはずのものですが、付き合い方を間違えると大事な家族を巻き込んでしまう可能性もあります。
簡単にすすめていいものではないので、あなた自身でよく考える必要がありますが「ここまでやってもやめない、減らさない」というより「ここまで言っているのに協力すらしてくれない」ような場合は、別居や離婚の選択肢もあることを覚えておいてください。
特に暴言や暴力であなたやお子さんに危害を加えるような酔い方をする旦那さんなら早急に対処するべきです。
酒癖の悪い人は簡単に変われません。
それでも「家族のために!」と必死で自分と戦っている旦那さんも世の中にはゴマンといます。
それなのに、自分のことなのにまったく協力してくれない、減らそうとすらしていない、旦那さんがそんな態度なら「また同じことがあったら離婚します」と明言してしまいましょう。
ここまで言われれば旦那さんもことの重大さを分かってくれるはずです。
私は「飲んで暴れている動画」とこの「今度やったら離婚」の合わせ技で旦那のお酒の量を減らすに成功しました。
お酒を飲まなければいい人という意見について
お酒を飲まなければいい人なのに・・・
これはよく聞く言葉ですが、お酒に酔ったせいで前頭葉が機能しなくなり、ブレーキが利かなくなっているだけ。
つまり、その人の本性がお酒のせいで暴かれているだけです。
まとめ:旦那のお酒を減らす為には本人の自覚と理解が必要不可欠
- 旦那本人に酒癖の悪さを自覚させる
- 旦那に家族についてどう考えているのか聞く
- 理性を保てる量に制限させる
- 度数の少ないお酒やノンアルコールに変更する
- お小遣いを減らす
- 旦那の親に相談する
- 専門の病院に行かせる
- あなたや子供に危険が及ぶ場合は別居や離婚も視野に!
まず本人に酒乱を自覚させること。
そして家族に迷惑をかけていると理解させることです。
はっきり言って大の大人を変えるのはすごくエネルギーが必要です。
とにかく疲れます。
でも諦めたら現状は何も変わりません。
ずっと我慢して生きていくしかありません。
無害ならそれでもいいですが、実際にあなたやお子さんが被害を受けているはずです。
大変ですが、未来を変えたいなら今動くしかありません!
もう旦那さんが酒を飲む機会がある度に怯える日々は終わりにしましょう!
ところで、旦那さんのせいで溜まったストレスをそのままにしていませんか?
このままではあなたの体調までおかしくなってしまう危険があります。
『旦那が原因で溜まったストレスの発散方法』の記事を参考にストレスを解消しましょう!
以上、「酒癖が悪い旦那のお酒の量を減らす方法」でした。