この記事では、会話で緊張しない方法を伝授します。
約 7 分でサクッと読めます。
- 緊張してしまい意味の分からないことを喋ってしまう
- 緊張して自然に話すことが出来ない
- 変な事を言ってはいけないと緊張して話せなくなる
頭の中?ええ、真っ白ですとも!
人はさまざまな理由から会話に対して緊張して普通に喋れなくなってしまいます。
緊張すること自体は悪いことではありませんが、社会生活がままならないほど口下手になってしまうようなら大きな問題です。
この記事では緊張して会話ができなくなってしまうあなたに、緊張せずに会話できる方法を伝授します!
会話で緊張しない方法
会話で緊張しない方法は以下の通り。
緊張せずに誰とでもスムーズに会話ができる未来をゲットしましょう!
変に思われても気にしない
ちょっとでも人に良い様に見られたい!
そんな欲があなたを緊張させています。
その緊張から開放されるためには開き直ることが肝心です。
相手に気に入られようと頑張るのをやめてみませんか?
集中するのは相手の反応ではなく会話の内容
- 呆れられたらどうしよう
- 怒られたらどうしよう
- 変に思われたらどうしよう
このように緊張して会話ができない人は、相手の反応ばかり気にしています。
しかし、相手の考えていることはどれだけ考えても分かるはずがありません。
分からないことを考えてもどうしようもありません。
↓
話の内容が頭に入ってこない
↓
会話がギクシャクする
↓
相手の反応が気になる(以下ループ)
このループを抜け出すためには、相手の反応を気にせず、会話の内容に集中することです。
相手の反応を気にしすぎるのはやめにしましょう。
『考えすぎて話せなくなるあなたに贈る解決方法』を要チェック!
相手はあなたを見ていないし、あなたの話を覚えていない
そもそもあなたが思っているほど相手はあなたを注意深く見ていません。
そして他人の発言をいつまでも覚えているほど記憶力も良くありません。
どうせ見られてないし、どうせ忘れられるのです。
失敗を恐れずに、開き直ってしまいましょう!
「大したことではない」と自分に言い聞かせる
反応を気にせず会話に集中しろ、と言われてもすぐにできるものではありません。
どうせ見てないし覚えてないから、と言われてもやっぱり気になってしまいます。
言われたとおり、簡単にそれらができたら誰も悩みませんよね。
この緊張から開放される為にも、まずは「少しくらい嫌われたって全然大したことではない」と自分に言い聞かせるところから始めてください。
- 呆れられたとしても、大したことじゃない
- 嫌われたとしても、どうってことない
- 変な人と思われても、なんの影響もない
人に会う前、会話をする前に、自分に言い聞かせてください。
トイレの個室など、静かな環境でゆっくり深呼吸をして、可能なら小さく声に出して・・・。
今よりちょっとだけ楽に話ができるはずです。
- 分からないこと(相手の気持ち)を気にしていても仕方ない
- 相手はあなたを見ていないし、あなたの話を覚えていない
- 嫌われても怒られても大した問題ではない
どうですか?
緊張するのが馬鹿らしく思えてきませんか?
緊張するだけ損!くらいの気持ちでいきましょう!
話す時は準備をしすぎない
どうしても喋らないといけない時、あなたならどうしますか?
- 間違えないようにしよう
- 失礼のないようにしよう
- 絶対失敗しないようにしよう
という気持ちから話す内容を準備し過ぎてみませんか?
準備すること自体は悪いことではありませんが、よけいに緊張感を煽ってしまう危険性があります。
過度な準備をする=絶対に失敗できない
というプレッシャーを自ら生み出して、さらに緊張してしまうのです。
特に「私は口下手だから準備しないと喋れない」と思い込んで準備しすぎている人が非常に多いです。
確かに準備をしていれば少しは安心できますが、結局喋る段階になると「準備したことを完璧に喋らないと!」と余計緊張してしまいます。
また「準備した通りにならなかったらどうしよう」という新たな緊張を生み出し、実際に準備した通りにならなかった時、パニックになってしまいます。(話し相手は人間なので準備した通りに行く確率の方が低いわけで・・・)
緊張に繋がる準備のし過ぎには要注意!
ざっくりと話すテーマだけ準備して流れに任せる余裕を持とう!
会話はリアルタイムで修正できる
印刷して読んでもらう本やカタログとは違い、会話はリアルタイムで修正可能です。
途中で間違えたら訂正すればいいし、失礼な発言はちゃんと謝れば相手にも伝わります。
会話はその場で修正できるので過度に失敗を恐れることはやめましょう。
失敗を恐れるあまり準備をしすぎて緊張して、結果失敗してしまう最悪のパターンに陥ってしまいます。
上手に喋れないことが失敗ではない
そもそも会話における失敗ってどういうことでしょうか?
- 上手に喋れた=成功
- 上手に喋れなかった=失敗
あなたがこのように考えているなら、それは大きな間違いです。
そもそもこの「上手に喋らないと失敗してしまう」という考え方のせいで、会話の前に必要以上に準備をして、しなくてもいい緊張をしてしまうのです。
会話における失敗は相手に伝えたい事が伝わらないこと
こう考えてみてください。
上手に喋れても伝えたい事がちゃんと伝わってなければそれは失敗ですし、逆に例え緊張して喋りが拙かったとしても、あなたが伝えたい事が相手に伝わっていれば成功しているのです。
「上手に喋らなくては」と緊張すること自体が間違っています。
上手に喋らなくてもいいなら、過度な準備をしなくてもいいし、緊張する必要もないのです。
準備は最低限「あなたが伝えたい事」を用意しておくだけ!
下手でもあなたの伝えたい事が相手に伝われば失敗ではないんです。
色んな人と話してみる
ここまで会話の時どうしても緊張してしまう人に向けて改善方法をアドバイスしてきました。
しかし頭の中で理解できたとしても、実際に緊張せずに会話できるようになるには、実戦経験が必要です。
まずはリラックスして話せる人やあなたの緊張グセを理解してくれている人と少しずつ会話をして徐々に慣らしていきましょう。
そして慣れてきたら少しずつでいいので色んな人と話す機会を作ってください。
普段あまり会話しない人と喋るのは緊張するから・・・と避けてきて相手とも積極的に絡むようにしてみましょう。
「人と話すのは難しいことではない」ということを身を持って理解することでちょっとずつですが、緊張せずに会話ができるようになるはずです。
口下手=嫌われるわけではないことを知る
色んな人と話していれば口下手でも受け入れてくれる人が大勢いることに気がつくはずです。
これも実際に自分で喋って体感してみないと分からないことですが、口下手が嫌いな心の狭い人なんてそんなにいません。
「つたない喋りでもちゃんと聞いてくれる人がいる」ということが分かれば、口下手を理由に緊張する理由がなくなります。
会話することに慣れる
色んな人と話してみるメリットはやはり「慣れ」です。
改善方法をアドバイスしてきましたが、やはり結局は慣れるしかありません。
- 会社の偉い人
- ものすごく格好いい男性
- ものすごく美人な女性
誰にでもどうしても緊張する相手はいます。
普段はまったく緊張しないような人でも相手によっては緊張しているのです。
しかし、いつも会社の偉い人と行動している人はどうでしょう?
いつも格好いい男性や美人な女性と行動している人はどうでしょう?
その状況に慣れているのでいちいち緊張しません。
慣れは非常に有効な改善策です。
しかし実際に会話をしないと慣れることは決してありません。
勇気を出して色んな人と会話する機会を作ってみましょう!
最初は苦痛かもしれません。しかし人間は慣れる生き物です。
いつのまにか会話の中で自然なあなたを出せるようになるはずです。
緊張ぐせを直すには場数を踏んで慣れるのも大事!
『会話の練習に最適な場所はここ!』を参考に実践を積みましょう!
聞き役に徹する
ここまで読んでみてそれでも緊張して自然に会話ができないなら、いっそのこと聞き役に徹してみてはいかがでしょうか?
自分が話さないで済むなら緊張する気持ちも少しは楽になります。
聞き役に徹すれば話の内容に集中できる
↑の方でも書きましたが、相手の反応ばかり気にしているから余計緊張してしまうのです。
集中するべきは相手の反応ではなく話の内容です。
聞き役に徹していれば話の内容に集中できるので、相手の反応が気になりません。
相手の反応が気にならないので必要以上に緊張することもありえないのです。
喋れなくても一生懸命聞いていれば相手も喜んでくれる
自分の話を聞いてもらうのを嫌がる人はいません。
誰だって自分の話を聞いてもらいたいと思っています。
聞き役に徹して、相手の話を真剣に聞いてあげてください。
真剣に聞いているかどうかは目や表情に現れます。
「あなたの話を聞いてるよ!」と相手に伝わるのです。
あなたの目や表情を見て相手も「私の話を聞いてくれてる!」と感じた相手は、あなたはほとんど喋っていないのに「この人と話するのは心地いい」と思うのです。
上手に聞くことは上手に喋ることにもつながる
上手に相手の話を聞くことは、いざあなたが喋る番になったときにも役に立ちます。
↓
相手も自分の話を聞いてもらった後なので、ちゃんとあなたの話を聞いてくれる
↓
話の内容をよく理解できているので的確な発言ができ、自信がつく
↓
自信がつけば、さらに緊張しなくなる
まさに好循環!
緊張して喋れないなら、まずは聞き役に徹してみましょう。
聞き上手になれば会話上手になったも同然!
ぜひ『相手が勝手に喋ってくれる真の聞き上手になる方法』をチェックしてください!
まとめ:開き直り&慣れで緊張は克服できる!
- 変に思われてもOK!相手の反応を気にしない
- 話す内容を準備をしすぎない
- 色んな人と話してみる
- 聞き役に徹する
相手に変に思われてもたいしたことじゃないと思うこと。
相手の反応に集中するのではなく相手の話に集中してください。
そして自分が話すときは前もって準備をしすぎないように「間違えても良い直せば大丈夫」くらいの気持ちで会話に臨んでください。
あとは実践で慣れること。
色んな人と話して慣れることが一番の改善策になります。
それでも難しいなら聞き役に徹すること。話を聞くプロになってください。
しっかり聞くことを意識していれば相手の反応を気にしすぎることもありません。
それに急に話を振られたとしても、話の内容が理解できているので、ゆっくり落ち着いて返答すればなんの問題ありませんよね。
最後に逆説的になりますが「緊張してはいけない」という考え方を捨ててください。
「ああ、また緊張してる!緊張たらダメなのに!」と考えていると余計に緊張しています。
「あ、ちょっと緊張してるな~」と緊張している自分を受けれてください。
誰だって緊張する相手はいるし、その相手にだって慣れればさほど緊張もしなくなるのです。
「緊張=悪いこと」という概念を捨て去ることで、あなたも本当の意味で緊張から解放されます!
会話を楽しめれば緊張もどこかに行きます!
おすすめの記事『会話を楽しむための考え方』をぜひ読んでください。